村山卓市長が市長選挙で当選後、初めて(?)金沢方式についてこたえた答弁が見つかりました (金沢市議会、金沢市会議録検索システムから抜粋)
--------------------------------
金沢市令和4年6月定例月議会06月10日
村山卓市長→34番黒沢和規議員
また、いわゆる金沢方式についての御指摘をいただきました。私は、金沢に来てこの金沢方式を知ったときに、正直本当に驚きました。
行政が他の地域では公民館等々を建てている、全額負担しているところが多い中で、この金沢方式というものが継承され、大事にされている、
これは様々な思いを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
例えば公民館や児童館を建築する際に、その建築に当たってのいろんな意見交換を本音で闘わせることができる、
そういったよい意味合いもここには生まれるんだなということを感じました。
金沢での町会、公民館、消防団、社会福祉協議会など、コミュニティーに関わる基礎的な住民組織では、善隣館や義勇消防の成り立ちに見られる希有な金沢の歴史性を根源に、連帯や共同の意識を住民に醸成しながら地域の暮らしやまちづくり、人づくりに密接に関わってきたと思います。
とりわけ金沢方式については、活動の自主性、自立性を担保することで地域の連帯を強め、協働を育むために大きな役割を果たしてきたというように思います。
一方で、御指摘いただいたとおり、これから人口減少、少子高齢化が進展する中で、地域負担の見直しが必要という声もあると承知しております。
この上は、庁内横断のプロジェクトチームにおいて金沢方式の課題などを整理した上で、今後の方向性を考えてまいりたいと考えております。
--------------------------------
0 件のコメント:
コメントを投稿